月例報告:6月
2017/08/22
ようやく自信を持って描いた時間を記録できるモチベーションがやってきた。このまま死ぬまでぶすぶすと燃え尽きていきたいと思う。
【6月】
絵画制作時間:64時間
ランニング:3回
2013絵画制作時間合計:225.5時間
しかしストイックの弊害として、自分の努力以外のあらゆるものがくだらなく感じてしまうということがある。絵を描くことと本を読むこと以外の時間が、やけにもったいなくて無駄に感じられる。
そしてもともと人を見下しがちだった性向にはなお一層拍車がかかり、馬鹿ばっかりだとつくづく思う。なんて価値の無い奴らばかりなんだと、完全に真顔で思う。
なんか、ちょっと、忘れてしまった。人と話して楽しいなあとか、ああ、今日はいい話したなあとか、相手に自分の知識や考えを伝えたくてつい早口になってしまうあの高揚感とか、そういうのが、まったく無い。
一生懸命に話したくて、相手の話すことも一生懸命に聞きたくて、そういう人が、まわりにたったの一人も居ないのは、こうももの悲しいものだとは、いまのいままで知らなかった。
でも居ないものは居ないし、いまさら親友は言わずもがな友達を作る気にさえもなれないので、馬鹿と話すくらいなら本を親友にしようとひとり心に決めた次第である。
いま、がむしゃらに取り組んでいる絵と詰め込まれる知識が、そう遠くない未来、なんらかの形で結実することを信じて、孤独も厭世もなんのそので黙々とがんばりたい。
広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。
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2007年より開始。実体験に基づいたノンフィクション的なエッセイを執筆。アクセス数も途切れず年々微増。不定期更新。
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2019年より開始。もともと英語の勉強のために始めたが、今ではすっかり純粋な日記。呆れるほど普通の内容なので、新宅に興味がない人は読んで一切おもしろくない。
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2020年より開始。ロスのホームレスとのアートプロジェクトでYouTubeに動画をアップしたところ、知人にトークが面白いと言われたことをきっかけにスタート。その後、死ぬまで毎日更新することとし、コンテンツ自体を現代アートとして継続中。
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