ホームセンターへ徒歩と作品完成

  2017/08/22

つまり、どこにも行きたくない-F1000077.jpg

昨日はワンダーウォールに出す作品ともう一個、汐留コンペティションとやらに応募する絵を組み立てた、アット樋口宅。
僕が樋口の家に徒歩でえっちらおっちら絵を運び、それから絵をつなげるステーとボルトを買いに行こうかー、となった。
近くのダイエーとか百円ショップでも全然よかったんだけど、せっかく天気いいし歩いて隣の隣駅にあるホームセンターのユニデイに行きますかー、行きますよー、ということになった。
で、スタンドバイミーな雰囲気で僕らは一時間以上歩いた。
空気の質感はもはや夏のそれであって、なんだか気分がよくて、ご機嫌だった。
途中、120円じゃなく100円で販売してる自販機で僕のチョイスとしてはまず有り得ないライフガードを買い(なぜ有り得ないかというと僕は飲み物からカロリーを取るなんて損だ!と思っており、また、せっかく飲むならば栄養価の高い飲み物、野菜ジュースなどしか飲まないのである)ぐびぐび飲むとほのかに小学生の時分のような心持ちになって、ちょっぴり胸の奥が甘酸っぱくなった。が、もしかするとそれは美しいセンチメンタルなどではなく、連日の暴飲暴食による胃液の逆流かもしれなかった、が、もちろん僕はその甘酸っぱさは前者のそれであると信じたい。
そんなこんなでユニデイに行き、しかし買ったのはステーとネジ、エアパック、たったそれだけだった。それにしても馬鹿でかいホームセンターで、僕はなんとなくそこで彼女にプレゼントが買いたくなった。
しかしホームセンターなどに女の子にプレゼントするのにおあつらえ向きなものはなくて、そこへ樋口が「これなんかいいんじゃない?」と言ってきたパチンコ玉より少し大きいくらいの用途不明の金色の金属の球体があって、僕は「あ~、キラキラしててキレイでいいね、そうそうそうそうこれは僕の金玉だよ、ってバカ!」と一人ノリつっこみが滑ったところで帰路に着いた。
さすがに帰りは電車に乗って帰った。
とにかくは良い日曜日だった。こんな日がたまにあるから人生っていい、って大げさだけどそう思える1日だった、なあ。

新宅 睦仁/シンタクトモニの作家画像

広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。

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    2007年より開始。実体験に基づいたノンフィクション的なエッセイを執筆。アクセス数も途切れず年々微増。不定期更新。

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    2019年より開始。もともと英語の勉強のために始めたが、今ではすっかり純粋な日記。呆れるほど普通の内容なので、新宅に興味がない人は読んでも一切おもしろくない。

  • 音声ブログ「まだ、死んでない。」

    2020年より開始。日々の出来事や、思ったこと感じたことをとりとめもなく吐露。死ぬまで毎日更新することとし、コンテンツ自体を現代アートとして継続中。

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