世界世間に興味がもてない病
2020/02/18
興味がないんです。
一応人並みの知識を得ようと、ニュースとか見るようにはしてるんですが、どうにも興味が持てないんです。
世界経済や原発のことが大変なことなん"だろう"とは、わかってはいるんですが、どうにもそんなことがらに心底は興味を持つことができない。
少なくとも、今まで、世界経済や原発のことをネットで調べまくってたらいつの間にか数時間が過ぎていた、なんていう経験は一度もない。せいぜいヤフーニュースや各新聞社のウェブサイトでごく"表面的な"内容を知って、それで全然満足してしまう。
なぜに興味がないんだろうか。これに関しては、今までの生い立ちとか環境とかを考えても、いまいちよくわからない。そんなに世間に対して無関心な家庭というわけでもなかった。と考えると、周囲の人たちの影響が大きいのだろうか。もし、周りの友人がむちゃくちゃ政治に関心があったり、世の動向に対して敏感な人たちだったとしたら、ぼくも単純に影響されていて、したり顔で「いまの世界経済の本質は……」とか「だいたい小沢という人の出自からしてだな云々……」などと、大風呂敷を広げていたのかもしれないが、それは今となってはわからない。
で、画像はようやく着手した「LIFE feat 吉野屋牛丼並盛×8+みそ汁×4+玉子×4+半熟玉子×2+お新香×4+コールスロー×2+追っかけおくらとろろ×1+追っかけねぎ玉子×1」の制作中の画像。ちゃんと内容を集計したら、タイトルがむちゃくちゃなげー。長すぎる。
というか思ったんだけど、「ファーストフードは無意識に食べられる」ってコンセプトに従うなら、商品名よりも、単なる"熱量"として集計して表記したほうがいいのではあるまいか、と思った。つまり、「LIFE feat 吉野屋24680kcal」という、単なるエネルギーとしての表記のほうが、自分のコンセプトとしては正しい気がするのだが、どうだろう。検討中。何か意見のある方は、どうぞどうぞコメントしてくださいますよう。
というわけで、今日はうれしいうれしい土曜日にもかかわらず何の用事もないので、ちゃんと制作に励むことにします。正直なところ、"正しい制作態度"ってやつを、ぼくはほとんど忘れてしまっているらしく、ついつい制作の前にちょっとプシュッとビールなんかを口に含んでしまうんです。
アル中かよ!って感じだけど、いやいや、もうアル中なんて流行んないからね。現代美術はもっとスマートだから。苦悩も懊悩もいらないから。ただ美しい理論と卓抜した技術、そして俯瞰的なクールさ、こういうものが必要なのだ、なのだから、アルコールなんてのはせいぜい彼岸のときにベーコンかポロックあたりのお墓にワンカップを御供えする程度で、あとはごくごくクールに、スマートに、理論作って、お絵かきをする、絶妙な理論作って、とにかくは各々の目指すビジョンにおいての"上手な"お絵かきをする、これに尽きる、のでアール。
広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。
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