たまには病に沈ませて

最終更新: 2015/07/03

おそろしくあっという間に1日半ほどが過ぎ去った。

一昨日、学校を早退してからのこと。

帰宅後すぐに眠ったおかげで、すこしは体調がよくなった、かな、という朝。ごはんを食べ、本日の画像である授業で作ったアップルパイをデザートに一口だけ食べ、お弁当まで作ったものの、しかし働く気力までは回復しておらずお休みすることにした。

いかにも病人らしく、ほんとうに一日中眠った、眠った。ときどきは体温計で熱を計ってみたりして。

しかし37度の微熱。たいしたことはないのだろうけれども、ああ、病人だわおれ、もうだめだ、寝よう、永遠に、とか思ったりして。

あらためて身体の状態というものを思った。良ければ行動したくなるし、悪ければ寝ていたくなる。当たり前ではあるけれど、あらためて、人間というのはそういうもんだよなあと思った。

頭が痛い、身体がだるい、せきが出る、のどが痛む。

病人の生活はかくも忙しい。

痛んだり、違和感がなければ忘れているそれらの部位。

そうだった、おれには頭があったのだ、身体もあったのだ、肺もあったし喉もあった。

で、何かうまいこと言ってまとめたい、オチをつけたいのだが、思いつかない。

まだ、頭が痛いんだ。全快していないせいなんだ。

死ぬまで治らない病もある。

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新宅 睦仁/シンタクトモニの作家画像

広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。

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