「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」を見た。

最終更新: 2017/08/22

今日は気分が滅入ってるせいか、ごはんがまったくおいしくなかったぼくです。料理は愛情以前に気分です。元気じゃないと楽しくも美味しくもないよね、そりゃあ。まあ、早く元気になりますように自分で自分をなぐさめる。
ところで死ぬほど久しぶりに映画館に行った。どのくらいひさしぶりかというと6年ぶり。六本木ヒルズのとこの映画館で2006年公開の「ユナイテッド93」を見て以来なのである。思えば遠くまできたもんだと、やっぱりしみじみ思う。
しかも、はからずも911つながりな映画なとこに運命を感じなくもない。
ちなみに911のあのとき、ぼくは実家でウンコをしているところでした。はっきり覚えてる!おで、うんごじでだ!
それはともかく、久しぶりすぎる映画館は大満足すぎたし泣きすぎた。顔がパリパリになるくらい泣いてしまった。まったく、いい映画以前の問題で僕は泣き上戸だと思う。ほんとう。ぼくの涙腺のパッキンはめげとるよ(壊れているよ)。
内容について軽く触れると、まずタイトルがいい。「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」ってタイトル、なんて詩的でハイセンス。それにポスターもよい。めずらしくポスターの段階から気になってた。
大事ですね、タイトルもポスターも、って、はい内容についてですね。ざっくり一言でいうと、「超いいお母さんじゃないか!」という話。もうちょっと付け加えると、「人生で最悪のことがあっても超いいお母さんと味のあるお祖父ちゃんが居ればなんとか乗り越えられる」という話。
まあ、とにかくは見てみてね。なかなかいいから。サンドラブロックはとてもきれいなお母さんです。トムハンクスはとても人のよさそうなお父さんです。うむうむ、映画俳優とはかくも素敵なお仕事である。
それにしても映画館、ほんとうにしみじみよかった。これからは、せめて年に一度は行くことにしよう。映画と映画館、これは人類の大発明だ、っていうか、ほんとうに現代は娯楽があふれているものだなあ、なんてことを思ったりもする。娯楽を素直に楽しんでたら、一生とかすぐ終わっちゃうんだろうね。実際の話。そう考えるとよかった、出不精で無趣味な僕で。

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新宅 睦仁/シンタクトモニの作家画像

広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。

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