鬼畜米英、転じてアメリカんオシャレズム

  2017/08/22

つまり、どこにも行きたくない-DVC00051.jpg

書きかけたものの放置してた文章があって、いい加減書こうかなという気になった今日、2009年10月1日。
話は今日の画像の通り結婚式で思ったこと。先日の帰郷、つまり@広島、被爆都市。
竹やりを空に向かって突き上げていた64年前、原爆の落ちた1945年8月6日、8時15分(このあたりの情報、間違ってたら広島の平和教育が泣くけどごめんなさいと保険かけさせて)、ピカドン、から、まあ64年経つと、このような結婚式を華やかに挙げて誰もなんにも疑問を抱かない世の中になるのだなあと思った。
鬼畜米英。
野球のストライクやアウトを「よし」とか「だめ」とか言ってた日本人が、しかも痛恨のリトルボーイを落とされた広島県人が、一世紀と経たないうちに牧師風外人(基本英語でしゃべってるくせに変なタイミングでカタコトな日本語を混ぜるもんだから昨今のジャパニーズヒップホップのごたる)に「アーメン」なんて言われて厳粛な顔をして「病める時も健やかなる時も…」なんてアメリカ式に「誓います」なんてスッパリ言っちゃうなんて、なあ、と思う。誠にこの世は諸行無常に違いないよなあ、と。
別に批判してるわけじゃない。全くもって好きにしてよろしいと思う。大いに結構だと思う。
ただ、今日の画像のような光景を見て、広島という場所を意識しつつその光景を見てると、なんとなーい違和感というか、そういうのを感じただけで。
なんだろうな。時間というのはすごい。百をゼロにするし、無しを有りにしてしまう。しかもごく普通に、無理もなく。
と、考えると、今ぼくが大事にしてる人とか、信条とかそういうものは、当たり前だけど絶対的な価値観ではなく、いつでも崩れたり翻ったりする可能性を持っているわけで、むしろその可能性があるからこそ「絶対にこうなのだ!」なんていう頑なな主張を繰り広げてしまうのかもしれない。
まあ、とりあえず、一寸先は闇。今の状況と、心境とを、大事にして生きていくしかない、のだろう。
あ、ひさしぶりに真面目に文章書いた。つーか、やはり広島は戦争とか原爆とかを語る上で、何かしらが特別なのだなあという気がする、今日この頃。

新宅 睦仁/シンタクトモニの作家画像

広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。

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