覆水盆に〜で諦められるのか

最終更新: 2017/08/22

寝てしまった。昨夜はすっかり怠惰の虫に蝕まれてガーガー床で寝てしまってた。起きたのは4時。ちょっと自分にがっかりしながらご飯食べて制作に取りかかる。

それから、ロールスクリーンの隙間から朝がゆっくりと忍び込んでくるころには、だいぶ調子も出てきていた、が、急な腹痛に襲われてしまう。で、ほとんどのやる気が溶け出していったのだった。

所詮、時間を取り戻すことなどできないのだ。やや、というかかなり無理やりな本日のウンチクのまとめだが、確かに過ぎたものは取り戻せない。しかし取り戻せないから取り戻したいと思うのかもしれない。当たり前に取り戻せたなら、何も感じやしないだろう。刻々と時間が刻まれているのを意識しないみたいに。

それにしても一体なにを取り戻したいというのだろう。風と女は閉じ込めておくことができないってことわざを知って、へー、昔は男尊女卑だったろうに、意外に女を対等に見てたんだなあと不思議に思ったり。まあいいや、すばらしき思い出の数々は死に際、走馬灯で味わうことにしよう、というのを信条としよう。

何かしら思った方は、ちょっとひとこと、コメントを! 作者はとても喜びます。

わかりやすく投げ銭で気持ちを表明してみようという方は、天に徳を積めます!

新宅 睦仁/シンタクトモニの作家画像

広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。

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