眠れない夜、という甘美

最終更新: 2017/08/22

つまり、どこにも行きたくない-DVC00115.jpg

糸井重里の「インターネット的」って本を読んでるんだけど。
インターネットの素晴らしいとこの一つに、一人で考えたり思ったりしたことが吐き出す場所なく消えてゆくというような空しさがなくなったこと、とあった。
つまり今日みたいな画像であり、文章ってことだ。
大学の時はよくこんな行き場のない落書きや文章を書き散らしては朝を迎えたものだった。
誰も見ることがなかっただろう絵と文章が、こうして(物理的には)世界へと拡散してゆく。
うれしい?
いいや、別に。どうってことはない。
寂しくなくなった?むなしくなくなった?
インターネット。
いいや、単に雰囲気の問題だったりすると思う。

何かしら思った方は、ちょっとひとこと、コメントを! 作者はとても喜びます。

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新宅 睦仁/シンタクトモニの作家画像

広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。

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