生活に疲れ生活に慰められる
2017/08/22
消費電力の少ないラジオをお楽しみください、とラジオから流れてくる。
確かにテレビ放送よりはよほど省エネなんだろう、とは思うけれどなんだかナンセンスな売り文句だなあという気もする。
昨日は朝から零時過ぎまで絵に没頭した、と努力自慢。久々にいい絵を思いつき一人もんどり打って飛び跳ねたりしてた。
きひぃー、きぃー、たま、たまらん
あの高揚感は滅多にない、しかも高揚感は持って5分。すぐに本当にいい絵なのか?という疑問に絡め取られ冷静にさせられる。
話は地球環境に戻る。昨日は一日中クーラーをつけていた。おそらく今日もそうするだろう。こんな朝からすでに暑い。急に夏休みがきたような気分だ、というのは言い過ぎだ。
だいたい最近はエコエコ言いすぎのような気がする。バカのひとつ覚えみたいにエコエコエコエコうるせえよって。
気温が上昇する、南極の氷が溶けまくる、地球が悲鳴をあげている、絶滅動物が増える、台風地震大雨洪水、多発する異常気象……
そんなもろもろへの対処がテレビからラジオへのシフトだというのか。
もちろんそれは偏屈な見方で、様々なエコ努力の中の一つでしかないわけではあるんだけど、どうも、そのほとんどは楽観に過ぎる気休めとしか思えない。
エコバッグを持っていってるくせに、しっかり包装された総菜や弁当を買って帰ったり。ちゃんと包装の少ない野菜でも選んでしっかり料理せえや、となんだか乱暴な理屈だけどそう思ってしまう。
それと似た妙な流行りと言えば健康ブーム、あれもおかしい。健康でありたいという願いはわかる。そして長生きしたい、というのもわかる。なのに「暇つぶしのゲームはコチラ」なんてリンクが貼ってあったりする。一体何がしたいんだと首をひねらざるを得ない。
することないなら適当に生きて早いとこ死んじまえ、とこれまた乱暴なことを思う。
今日はなんだか支離滅裂に怒ってる文章になってしまった、が、むしろご機嫌だったりする、から、人は誰しもポーカーフェイスだね、ということにでもしておいてはくれないか。
広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。
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ブログ「むろん、どこにも行きたくない。」
2007年より開始。実体験に基づいたノンフィクション的なエッセイを執筆。アクセス数も途切れず年々微増。不定期更新。
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英語日記ブログ「Really Diary」
2019年より開始。もともと英語の勉強のために始めたが、今ではすっかり純粋な日記。呆れるほど普通の内容なので、新宅に興味がない人は読んで一切おもしろくない。
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音声ブログ「まだ、死んでない。」
2020年より開始。ロスのホームレスとのアートプロジェクトでYouTubeに動画をアップしたところ、知人にトークが面白いと言われたことをきっかけにスタート。その後、死ぬまで毎日更新することとし、コンテンツ自体を現代アートとして継続中。
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