歓迎されて消えてゆく
2017/08/22
昨日はうつらうつらマイケルムーアの華氏911を見た。だるだるで見ていたのでところどころ見てなかったりする。
うん、まあ、いろいろ思った。なんか今日は細かい感想とか書く気分じゃないんだけど、なんか印象に残った言葉があった。
イラクに送り込まれた兵士の言葉。
「米国はもっと楽にいくと思ってたんだ。国を征服するって、難しいよ
」
それって、ちょっと想像できない感覚だと思った。
同じ地球(ホシ)で生まれたとか言うけど、そうはいっても人類皆兄弟なんて思えるやつが一体どれだけいるか。なんかいろいろ、それっぽい言葉でごまかされて、実はハナから絵空事だったりするんだろう。
同じホシで生まれた、けど別々の場所で生まれたので、言葉も通じないし、ずっと笑顔でいんのも疲れるし、実際一生出会わない方が幸せだったりすると思う。
まあ、グローバリズムに思いっきり反するんだろうけど、なんだかんだ、閉塞した小さな世界の方が楽だったりするじゃない。
そう、たとえば家族とか。グローバリズムを突き進めると家族なんてつくっちゃいけないんじゃないか、と、ふと思った。今日は南の坂口さん家へ、今日は北のぺさん家へ、とか世界中ふらふらくっついたり離れたりしてふよふよ漂ってんのが、たぶんグローバリズムの極みなんじゃないか、な。
てかグローバリズムて何?
広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。
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