心理学や自己啓発がお好き

最終更新: 2017/08/22

つまり、どこにも行きたくない-F1001096.jpg

今日はめんどくさいので画像の本から引用、と書いちゃいます。
なぜこんな本を買ったのかって、いかにも面白そうだったから。だってなんで人がうそをつくのかとか単純に興味わくし。
それにおれは常々うそがつけないオア下手くそなので。誰の言葉か忘れたが「うそをつけないことが偉大なのではない。うそをつけるけれどつかないことが偉大なのだ」、という、はい、僕は偉大ではない。
前置きが長くなったけど以下引用。
G=H=スミスというアメリカの心理学者が、1947年に行った“アメリカ人の対ソ態度”についての実験です。スミスはソ連に友好的な学生と、批判的な学生の二つのグループをつくり、ソ連に対して好意的な13のデータと反ソ的な13のデータを彼らに読ませました。
この合計26のデータの各々に「流言飛語」(つまり、デマです)「検証された事実」「不確かなうわさ」という注をつけておいたのですが、読ませた結果では、こうした注はなんら影響を与えないことがわかったのです。
つまり反ソ的な学生はソ連に対して批判的なデータは、それがデマであろうと確実な証拠をもったものであろうと、頭からうのみにしてしまう態度を示したのです。
引用終わり
へぇーーっ、と、すごく興味深い。要するに人は必ずしも賢明に客観的に生きているのではなく、自分に都合のいい(または心地よい)情報を選別して取り込んで生きているということではないだろうか。
まあそれは生活の知恵とも、この世を生きてゆく者の必然ともいえる。
僕など特にそういう傾向が顕著で、自分を奮い立たせてくれるような自信を持たせてくれるような自尊心や自負心に心地よいようなことばかりを集めては、一人悦に入り、日夜ナルシシズムに磨きをかけている。まあ最近ちょっと減少中だけど、しかしそれでもまだまだ過剰だろう。
あー、っと、違うかもしれないけれどその流れで自分の状況を見てみると、僕が友達が少ないのは、僕を誉めてくれるような人が少ないということかもしれない。
当たり前かもしれないが自分のことを批判ばかりするような人と何故に仲良くなれるだろう。
うーむ、うぬぼれでもなんでもいいから甘い世界に浸って生きていたい、僕としては。
いやいや、悔しい!とか見返してやる!なんていう反骨精神やハングリー精神は、自分自身の理想の高さで似たようなモチベーションを作り出すからノープロブレム、なのだ。

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新宅 睦仁/シンタクトモニの作家画像

広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。

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