幸福の美学
2017/08/22
明日は歯医者。何週間目か忘れたが歯医者。
仕事があるのはいいことだ、とつくずく思う。しかも絵に関する仕事。
ゴッホが現代の自分の絵画の状況を知ったとしたら、ありがたい、と言うだろうか。
少なくともぼくなら“クソヤロウ”だ。
支払われる対価に対するプレッシャーがぼくを今より高いところに連れて行ってくれるような気がする。
対価は高ければ高いほどいい。ある意味、“金をかければかけるほど良いものができる”というのは真実のような気がする。
現に僕はその対価に対して、とてもふざけることができない。
昔とうちゃんから聞いた言葉はもっと大局的な意味を持つのかもしれない。
ありがとうって思っててもどれだけありがとうと思ってんのかわからないから中元とかお歳暮とか“モノ”で表すんだ、って。
繋がるかどうかわからんが、確かに、金の使い方でその人の人格は計れる気がする。
しかも、かなりの精度で
広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。
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2007年より開始。実体験に基づいたノンフィクション的なエッセイを執筆。アクセス数も途切れず年々微増。不定期更新。
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