子供はとりあえず産むものである

最終更新: 2017/08/22

つまり、どこにも行きたくない-DVC00075.jpg

なんか、鳩山が辞任するってことに絡んで、子供手当ての非難コメントがいろいろ載ってた。
いや、ヤフーニュースの話。
あと出生率の低下のニュースもあって、いろいろ書いてあった。
で、気に食わないのが、「こんな不安だらけの世の中に産みたくない」という理屈。
なんかようわからんが妙に腹立たしく感じてしまう。
そもそも今の今まで、我々ぐらいの世代に限らず、団塊にしろなんにしろ、「真に安心な時代」などあったのだろうか。
答えを待つまでもなくそんな時代など無かった。
いつの時代だって生身の人間が見えない未来に向かって挑み生きてきたし、これからもそうするしかないのであって、不安、などという理由で産まないことが正論であるならば、あるいは生きることそのものの放棄とも言えるのではないか。
生きることそのものが不安である。その不安に立ち向かうのに、一人よりも二人のほうが心強いのではないだろうか、ごくごく単純に。
自分の衣服や娯楽を全て切り捨ててでも、産み育てる価値はあると思うのだ、少なくとも僕は。
断っておくが僕はそれほど(たぶん)馬鹿じゃない。不安
や心配だって人並みに、むしろ人並み以上に心配性だ。
しかしそれでも、僕は産み育てよう、というか産み育てたいと思う、って何を熱く語ってんだかようわからんけど、僕は子供が欲しいのだ。いや真面目な話。

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新宅 睦仁/シンタクトモニの作家画像

広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。

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