動物園と一皮むける
2017/08/22
なんかいやらしいっぽいタイトルつけちゃったけど全然そんなんじゃないから。そんなんって何って言われたら困っちゃうけどとにかくはそんなんじゃないから。
先日はこのマヌケっぽい画像の通り多摩動物園に行ってきた。お弁当とか持ってって、はあ、動物にたいして興味はないがこの手作り弁当独特の湿った感じっていいよなあ、と思いながら例によって缶ビールをぐぶぐびぐびーとあおりガハハハハ楽しいのう、と、まあそんな感じで結構楽しかったのである。
肝心の動物はと言えば狼にエサをやるイベントがあって、十数頭の狼が一片の肉にぐちゃぐちゃべちゃぐおらばりべりべっちゃくちゃぼちゃと食らいついていくのは圧巻だった。そうだそうだそうだった、僕も一皮むけばそのように振る舞うに違いなく獣と人間の差は危ういことこの上ないのだった、そうだそうだ、ちゃんと人間しないとダメなんだよなあ、と動物園に似合わない思考を繰り広げてその日は終了。
それと、ARTDISFORにとってこの8月9月とは公募ラッシュで、まあもう少しで一段落だなあというところ。で、新作MIX-UPはなかなかなかなかなイカシタ出来で、このシリーズで快進撃やなあと樋口とその他の雑種をあおりつつ未だに目を輝かせているのである、ってここまでくるとけっこうな馬鹿だなあとも一般論としてちゃんと思うんだけど、僕としてはとりあえず人の道を踏み外してないんだからいいじゃないとか思ったりする。世間は不況だ不況だと確かに暗い顔の人が多いし雰囲気もなんだかどんよりしてんなあと日々なんとはなしに感じるんだけど、だから何? って、気弱なくせに変にアナーキーなことを思ったりする。
馬鹿じゃね? くだらなくね?
とか。
まあそれは勝手に思っとけばいい話でみんなそれぞれの状況とか事情とかで生きてんだろうなあ、とか至極あたりまえなことを思うけどそんな奴らのことは知らん。どうぞ勝手に生きてくれ。でも縁あって出会ったときにはよろしくお願いします。横浜にある神奈川県民ギャラリーでARTDISFORのタブロー作品の展示が昨日から始まったのでこちらもよろしくお願いいたします。
広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。
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