他の誰でもなく僕であること
2017/08/22
相変わらずへったくそだなあ、自画像、とつくづく思う。
いつまで経っても画力と呼べそうな力がついてくれない、あ、いや、それよりもこのメガネが気になるよね?なったよね?
説明しよう。
このメガネは最近毎日絵を描くときにかけているメガネで、通称「かけた瞬間に何か乗り物に乗ってしまうメガネ」である、って通称のくせに長ぇよってね。
ほんとは僕の中では「どやメガネ」と呼んでいる。「どやーっ!?こんなメガネ持ってまっせ!かけてまっせ!オシャレやろー!?どやーっ!!」というわけで“どやメガネ”。ちなみにこの「どやーっ!」の感じのことを“どや感”と言う。
この単語はおそらくは樋口が作った言葉で(最近このどや感の話をすると爆笑され、えーっ、どや感って言葉みんな使わんのやーっとなったため)、たとえば僕が新しい服を嬉しそうに着ていったりすると「そのどや感たっぷりな服どこで買ったと?」などというふうに使うのである。
市井の人々のしみったれた日常にはこの“どや感”という単語を思わず使いたくなる場面が多々あるかと思うのでぜひ活用してください。
「見て見て、あの部長の気持ち悪いどや顔」(どや感を醸し出している表情のことはどや顔という)
~ぼくがそう聞くと、タカシはどや感たっぷりにこう答えた。
なんて小説での使用もぜひ是非!
(ちなみにこのメガネは日常使用用ではなく、バイクで東京に行くことが決まった時に新調したもの、あれ、メガネでも“新調”って言うのかな)
って、あ~~、ど~でもい~よ~。
閑話休題。
数日前、Yahoo!ニュースで下記のような記事があったのでコピペして携帯にメールしておいて、で、いまこうして記事を書いてる。
以下コピペ
父親が休日に幼児期の子供と過ごす時間が長くなれば、子供が良好に育つ傾向がある-。
父と子の関係のこんな実態が18日、同一家庭を継続的に追う厚生労働省の「21世紀出生児縦断調査」で明らかになった。厚労省は「父親が幼児期に触れ合う機会を積極的に取ることの大切さがうかがえる。父親の子育てへの意識の芽生えにも効果があるのでは」としている。
調査は子育て支援などの参考のため平成13年生まれの子供の家庭を対象に毎年継続的に実施している。今回は、これまでの調査で回答のあった5歳半の子供約3万5000人の結果を再分析した。
分析結果によると、休日に父親が1歳半の子供と過ごす時間が「1時間未満」だった場合、「我慢」「集団行動」「約束を守る」といった子供の発育状況について、4年後の5歳半に成長した時点で「できる」と答えた割合は、それぞれ、66.8%、88.4%、74.6%だった。
一方、過ごす時間が「6時間以上」の場合では、それぞれ、75.5%、93.0%、79.9%と軒並み割合が増加。幼児の早い時期に父親と過ごす時間が長くなるほど、子供の発育状況に関して、「できる」と答えた割合が、高くなる傾向が分かった。
コピペ終わり(もしかすると広島の実家あたりではコピペという単語にハテナとなっている人も居るかもしれないので、コピペとはコピー&ペーストの略で、文章をコピーしてきて貼り付けた(ペースト)という意味です。それでもわからない人は清太に聞きなさい)
で、Yahoo!ニュース記事の続きだけど「へーーっっっ!」という感じである。
そうかそうか、この僕の健全さの影には父が大いに一役買っていたというわけか。そうかそうかそうであったか。
うんうん、この記事はぜひとも覚えておいて、僕が将来父親になったあかつきにはぜひとも実践しよう、ってそれはいつの話なんだ、というかそもそも僕は“良好に育った”んだろうか。
不良ではないとは思うけれども「良好」と言い切るには疑問が残る。かといって「普通」とも呼べそうにない気がする。
ああそうか、僕は“変わり者”なんだった、ね。
自分で自分を変わり者という人は普通の人だという理屈があるけれど、僕に関しては正真正銘変わり者だということに異論は無いはず。
異論がある人ーっ!?
って、これでコメントがひとつもつかなかったら変わり者以前に赤恥者でしかない気がするけどまあいいや。
広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。
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