まるで夢からさめたようで

最終更新: 2017/08/22

両親を改札で見送ったその家路、僕の涙腺は緩むべくして緩んでしまった。
それからの僕は何だか軽い喪失感を感じ続けていて、なんだか憂鬱。
って言っても実家に帰りたいとかは全然思わないんだけど、なんていうのかな、僕がどんな犯罪を犯しても、事故や何かで僕の容姿が完全崩壊して化け物的になっても、はたまた寝たきりになったとしても、僕のことを変わらずずっと大事に思ってくれる人が居る、そんな感覚が……うまくまとめらんねえな。

まあとにかくは、あの両親を完全に喜ばしてやりたいなと、そのためにはもうがむしゃらにやってやってやりきらなくちゃいけないなと。

何かしら思った方は、ちょっとひとこと、コメントを! 作者はとても喜びます。

わかりやすく投げ銭で気持ちを表明してみようという方は、天に徳を積めます!

新宅 睦仁/シンタクトモニの作家画像

広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。

前の記事
2017/08/22 更新 貴重な興奮
次の記事
2017/08/22 更新 石につまずくような忘我

最新のブログ記事一覧を見る

ブログ一覧

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。

Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited. All Rights Reserved.

Copyright © 2012-2025 Shintaku Tomoni. All Rights Reserved.