しびれた精神

最終更新: 2017/08/22

この冬初めてのまともな雪。それでもちろん寒いんだけれど、相対的に考えるとそれほどは寒くない気がする。

幼い頃、小学校とか、そのあたり。その時分に感じていた寒さは、もっと激しいものだった気がする。それから中学や高校の時はさらに寒かった気がする。だって布団から出られなかった。今はすんなり起き出せる。なぜだろか。

歳を取ったからか、温暖化だからか、僕の身体が麻痺してんのか、定かではない。

まあ基本的に寒いのは嫌いじゃない。冬は好きな季節だ。いつかおれのことを雪山あたりで寒がってるのが似合うと言った奴がいて、ああ、それはいいねと気に入ってしまった。それからというもの、今でも自分には冬が似合うんだと思い込んでいる。

しかし人にはなぜに似合う季節があるのだろう、と2、3の人を4つの季節を結びつけようとしてみたけれど、どうもパッとしない。似合う季節なんかないんだな、といちいちしっかり気付く。

似合うのは季節というよりも場面や状況なのかもしれない。で、僕の場合だと、ちょっと虐げられてるような、まあいわゆるMのような状況が似合うのではないかと。

しかし朝っぱらから何に考えを巡らしてんだろう。確か世間では株価の下落止まらずサブプライムローンで福田首相でガソリン高騰で庶民の家庭は火の車だったりするのに、いったいおまえは何を考え、何をするんだ。

しかしまあ、何があったって、どんな時だって、僕は僕のなすべきことを黙って黙々とこなすだけ。スポットライトを浴びる人がいれば、そのライトを作る人が居るように

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新宅 睦仁/シンタクトモニの作家画像

広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。

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