プレゼントの図
2017/08/22
誕生日プレゼント。こう並べてみると社会人のサッカーチームに所属しているかのような内容だなあと思った。
とにかくはランニングに励めということらしいので素直に今夜も励もうと思う。あ、あり、ありがたい。
というかなぜだか“励む”という単語は子作りに直結してしまう。イメージとして、語感として、「子作りに励む」という使い方がしっくりくる。勉学に励む、などの使い方がもちろん一般的だろうが僕の中で励むものと言えば子作りだ。なぜだか知らないが。ちなみに絵は励むものではなく精を出すもの、精進するもの、な、気がする。どうでもいいけど。
閑話休題。
チンポムの本を3分の1くらい読み進めたんだけど、これは良い本だなあと思う。いろんな考え方が展開されていて、ある一つの行為に大してこれほど論じれるというだけでも、良し悪しは別として“成功”だったんだろうなあという気がする、ピカッ。しかも興味深い内容の連続で全然眠くならない!
先週末だったか、この本を買ったとここに書いたけど、それを読んでがっかりした人が居た。
その人はわざわざ普通の書店で取り寄せをしてくれていて、これまた“サプライズ”であったらしく、至極つまらなそうに僕に取り寄せの注文用紙の控えを差し出してきたのだった。
でまあ僕は笑った。
なんだかなあ、最近はありがたい、うれしい出来事が多い気がする。
もちろんつまらない出来事も日々くさるほどあって、愚痴だって書き連ねれば軽く辞書の厚みにもなるだろうという感じだけれど、いつか何かの本で読んだ“愚痴は言わないに限る”というような教えを信じているのもあるし、嫌なことが瞬時にかすんでしまうくらい良いこともたくさん…とはいかなくとも確実にしっかりあって、だから僕は日々こうして元気(?)で快活(??)な文章を書けてたりするんだと思う。
なんだかなあ、確かに歳を重ねるほどに考え方が変わっていってる。来年はまた違うことを考えていて、その次はもっと変わっているんだろう。
どうにでも、なんにでもなれるような気がしてる。それはかなり前からそう思っていて、今はまだ、そう思えてる。けれど、変わること、そうは思えなくなることもあながち悪くない、少なくとも大学の時の僕が思っていたような「夢が叶えられないなら死んだほうがマシ!」みたいな絶望ではないだろうという気がしてる27歳独身男性、で、あったー(ウルルン風に)。
広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。
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