プレゼントの図

  2017/08/22

つまり、どこにも行きたくない-F1001065.jpg

誕生日プレゼント。こう並べてみると社会人のサッカーチームに所属しているかのような内容だなあと思った。
とにかくはランニングに励めということらしいので素直に今夜も励もうと思う。あ、あり、ありがたい。
というかなぜだか“励む”という単語は子作りに直結してしまう。イメージとして、語感として、「子作りに励む」という使い方がしっくりくる。勉学に励む、などの使い方がもちろん一般的だろうが僕の中で励むものと言えば子作りだ。なぜだか知らないが。ちなみに絵は励むものではなく精を出すもの、精進するもの、な、気がする。どうでもいいけど。
閑話休題。
チンポムの本を3分の1くらい読み進めたんだけど、これは良い本だなあと思う。いろんな考え方が展開されていて、ある一つの行為に大してこれほど論じれるというだけでも、良し悪しは別として“成功”だったんだろうなあという気がする、ピカッ。しかも興味深い内容の連続で全然眠くならない!
先週末だったか、この本を買ったとここに書いたけど、それを読んでがっかりした人が居た。
その人はわざわざ普通の書店で取り寄せをしてくれていて、これまた“サプライズ”であったらしく、至極つまらなそうに僕に取り寄せの注文用紙の控えを差し出してきたのだった。
でまあ僕は笑った。
なんだかなあ、最近はありがたい、うれしい出来事が多い気がする。
もちろんつまらない出来事も日々くさるほどあって、愚痴だって書き連ねれば軽く辞書の厚みにもなるだろうという感じだけれど、いつか何かの本で読んだ“愚痴は言わないに限る”というような教えを信じているのもあるし、嫌なことが瞬時にかすんでしまうくらい良いこともたくさん…とはいかなくとも確実にしっかりあって、だから僕は日々こうして元気(?)で快活(??)な文章を書けてたりするんだと思う。
なんだかなあ、確かに歳を重ねるほどに考え方が変わっていってる。来年はまた違うことを考えていて、その次はもっと変わっているんだろう。
どうにでも、なんにでもなれるような気がしてる。それはかなり前からそう思っていて、今はまだ、そう思えてる。けれど、変わること、そうは思えなくなることもあながち悪くない、少なくとも大学の時の僕が思っていたような「夢が叶えられないなら死んだほうがマシ!」みたいな絶望ではないだろうという気がしてる27歳独身男性、で、あったー(ウルルン風に)。

新宅 睦仁/シンタクトモニの作家画像

広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。

ご支援のお願い

もし当ブログになんらかの価値を感じていただけましたら、以下のいずれかの方法でご支援いただけますと幸いです。

Amazonギフト券で支援する
→送信先 info@tomonishintaku.com

Amazonほしい物リストで支援する

PayPalで支援する(手数料の関係で300円~)

     

ブログ一覧

  • ブログ「むろん、どこにも行きたくない。」

    2007年より開始。実体験に基づいたノンフィクション的なエッセイを執筆。アクセス数も途切れず年々微増。不定期更新。

  • 英語日記ブログ「Really Diary」

    2019年より開始。もともと英語の勉強のために始めたが、今ではすっかり純粋な日記。呆れるほど普通の内容なので、新宅に興味がない人は読んで一切おもしろくない。

  • 音声ブログ「まだ、死んでない。」

    2020年より開始。ロスのホームレスとのアートプロジェクトでYouTubeに動画をアップしたところ、知人にトークが面白いと言われたことをきっかけにスタート。その後、死ぬまで毎日更新することとし、コンテンツ自体を現代アートとして継続中。

  • 読書記録

    2011年より開始。過去十年以上、幅広いジャンルの書籍を年間100冊以上読んでおり、読書家であることをアピールするために記録している。各記事は、自分のための備忘録程度の薄い内容。WEB関連の読書は合同会社シンタクのブログで記録中。

  関連記事

第15回岡本太郎現代芸術賞、を見た。

2012/02/19   エッセイ, 日常

なんだかんだで毎年見に行ってる。これだけは、本当登戸に住んでてよかったなあと思う ...

人様を殺するべからず

2010/07/30   エッセイ

同級生の、キンジが殺された。 薄暗いバーのような地下で、樋口と田川がキンジに近づ ...

映画「潜水服は蝶の夢を見る」を見た

なんでこれを見たかって、監督がジュリアン・シュナーベルだから。ジュリアン・シュナ ...

感受性という器官(若さと老いについて)

サマセット・モームの【読書案内―世界文学 (岩波文庫)】を読み返していると、何の ...

俗人の没落

2013/08/07   エッセイ, 日常

日々がおそろしく単調である。誰だって多かれ少なかれ単調だろうが、それにしても単調 ...

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。

Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited. All Rights Reserved.

Copyright © 2012-2024 Shintaku Tomoni. All Rights Reserved.