尊敬は現在進行形

なにを話したか、かいつまんで言いますと……

子どもの時から、父のことを尊敬していた。30歳過ぎくらいまでは、手放しで尊敬できていた。しかし今、実家で暮らし、改めて彼の行動を見ていると、尊敬に値する人間とは思えなくなった。尊敬は――物故者でない限り――現在進行形でしかありえないものである。尊敬できるか否かは、いま現在その人がどうであるかがすべてであって、昔いくら素晴らしかったとしても、過去の遺産で尊敬し続けることはできないのである。

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新宅 睦仁/シンタクトモニの作家画像

広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。

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