尊敬は現在進行形
子どもの時から、父のことを尊敬していた。30歳過ぎくらいまでは、手放しで尊敬できていた。しかし今、実家で暮らし、改めて彼の行動を見ていると、尊敬に値する人間とは思えなくなった。尊敬は――物故者でない限り――現在進行形でしかありえないものである。尊敬できるか否かは、いま現在その人がどうであるかがすべてであって、昔いくら素晴らしかったとしても、過去の遺産で尊敬し続けることはできないのである。
- 前の記事
- 怒ってもしょうがない
- 次の記事
- 毎晩もぐる
皆さまからのお便りをお待ちしております。
コメント欄 より何でも遠慮なくお書き込みください。いただきましたお便りは、すべて次回の音声ブログで紹介させていただきます。