なにを残せるか
後世に名を残す、歴史に名を刻もうとする人間は少なくないが、それはひとえに自分の生の無限性からくる。客観的に考えれば我々の人生は有限以外のなにものでもないが、個々人の内部においてそれはどこまでも無限なのである。だからこそ、後世に名を残すというよりも、むしろその後世を我が目で確かめる、はっきりと見るつもりでさえある。
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