こどもの価値

なにを話したか、かいつまんで言いますと……

ひさしぶりに甥(5歳?)に会う。ほんの一月程度合わなかっただけだが、顔つきが違う。幼児のそれではく、少年と呼ぶべきような。それをよそに、大人は、親は、老いさらばえていく。一方、反比例して、子供はどんどんと大きく、美しく、立派になっていく。それは、朽ちてゆく死にゆく大人にとって、ひとつの救いになのではないか。

*話の中で思い出せなかった警句を調べたところ「目はかすみ、耳に蝉鳴き、歯(葉)は落ちて、霜を頂く老いの暮れかな」でした。

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新宅 睦仁/シンタクトモニの作家画像

広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。

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