この国で子供はペット
ある芸人の娘が大麻で捕まったらしい。それで父である彼が謝罪会見を開いたという。
監督不行き届きであったと沈痛な面持ちで述べられたのだが、しかし、その娘は子供でない。立派な成人どころかいっそ三十路である。
むろん、親は死ぬまで親である。しかし、決して管理者ではない。
犬や猫ならわかる。それらは所有物であって、一切は管理者である飼い主が責を負う。
思うに、日本人にとって子供はペットなのだ。そう考えると辻褄が合う。
親が悪い。ペットに首輪もリードもつけずにほったらかして。謝れ。管理できないのなら産むな。責任も取れないくせに腰なんか振ってんじゃない。盛りのついた犬や猫じゃあるまいに。

広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在広島在住の現代美術家/WEBデザイナー(WEBデザイン個人事業: SHINTAKU。) 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。
ご支援のお願い
もし当ブログになんらかの価値を感じていただけましたら、以下のいずれかの方法でご支援いただけますと幸いです。
Amazonギフト券で支援する
→送信先 info@tomonishintaku.com
- 前の記事
- シンガポールでCMに出演しました (その1)
- 次の記事
- お金とマネー